2024年04月20日( 土 )

(株)九電工 第3四半期、減収増益~受注の拡大とコスト削減

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 (株)九電工(本社:福岡市南区、西村松次代表取締役社長)が1月28日に発表した2016年3月期第3四半期決算は減収増益となった。

 同社発表によると、当第3四半期の連結業績(4月~12月)における工事受注高は2,701億3,100万円(前年同期実績2,493億1,800万円)、売上高は2,058億8,700万円(同2,116億3,700万円)、営業利益147億2,600万円(同97億4,100万円)、経常利益164億4,600万円(同108億3,900万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益106億9,800万円(同68億円)。なお、通期の業績予想に修正はない。

 同社グループは、省エネ提案を始め顧客ニーズを満たす技術提案営業の推進や、大都市圏における営業力の強化などを柱に、受注の拡大に傾注。また、施工要員の適正配置による施工の効率化・合理化やコスト削減のさらなる徹底など、工事採算性の向上とともに、工事品質の確保に向けた取り組みに総力を結集したという。

【川元 浩明】

 

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