2024年04月19日( 金 )

(株)ピエトロ 第3四半期、増収減益~主力ドレッシングなどの売上増

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 (株)ピエトロ(本社:福岡市中央区、村田邦彦代表取締役社長)が1月29日に発表した2016年3月期第3四半期決算は増収減益になった。

 同社発表によると、当第3四半期連結累計期間(4月~12月)における売上高は72億8,800万円(前年同期比1.0%増)、営業利益4億2,300万円(同比14.7%減)、経常利益4億1,600万円(同比15.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億2,800万円(同比6.3%減)。なお、通期の業績予想に修正はない。

 食品事業においては、ブランド戦略を継続するとともに、「万能調味料」としての使い方提案など商品価値を伝える営業をさらに強化し、売上拡大を図った。商品別では、主力のドレッシングとする「オレンジキャップ」と「グリーン」が順調に売上を伸ばしたほか、「オリーブオイルシリーズ」など健康を意識したドレッシングの品揃えを充実させるとともに、パスタソースの新商品を投入。その結果、売上高は53億4,600万円(同比3.7%増)、セグメント利益は16億7,600万円(同比1.7%減)となったという。

 一方、レストラン事業では、旬の食材を取り入れた季節ごとのメニューにおいて、「春のごちそうフェア」「冷製パスタフェア」「秋のカルボナーラフェア」を実施。また、2015年12月には、グランドメニューを刷新し、かつての人気メニューを「復刻メニュー」として13品提供するとともに、「糖質オフパスタ」やカロリーを抑えた「ZENパスタ」など健康志向のメニューを新たに加えた結果、売上高は18億2,400万円(同比6.3%減)、セグメント損失は3,400万円(前年同期は5,700万円のセグメント損失)となったという。

【川元 浩明】

 

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