福岡県選出国会議員のおそまつな「政治とカネ」～HUNTER

　福岡県選出の国会議員の関係政治団体が、学校行事関連の領収書を政治活動費に、コンビニの弁当代などを経常経費として処理していることが明らかにされた。福岡市の調査報道サイト「HUNTER」は、国会議員関係政治団体の支出のうち、人件費以外の経費で１件１万円以下の支出を証明する「少額領収書」を開示請求。その調査結果を２日と３日に分けて報じている。

　同サイトは、福岡１区選出の井上貴博衆議院議員の政治資金管理団体「井上貴博後援会」の「少額領収書」で2014年３月に行われた小・中学校の卒業式や入学式関係の領収書を政治活動費として処理していることを指摘。一方、福岡７区選出の藤丸敏衆議院議員は、同氏が代表を務める「自由民主党福岡県第七選挙区支部」の「少額領収書」で、コンビニの弁当代や飲食店での食事代、運転代行の料金を経常経費として処理していることを指摘した。

　なお、NetIBでは、両議員の事務所に連絡をとり、会計担当者に事実確認を含めて取材を依頼したが、どちらも担当者不在とのことで出稿までに回答がなかった。

　詳細は関連リンクを参照。

▼関連リンク
・政治資金でコンビニ中華丼、運転代行　自民党2012年組のお粗末
・学校行事で政治活動　自民党・井上貴博議員の非常識