
【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(6)
コロワイドは、最初から実行するべきTOBをなぜしなかったか。これも、理由ははっきりしている。「のれん代」がネックとなったからだ...

【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(5)
なぜ、コロワイドは最初からTOBを仕掛けなかったのだろうか。そしてなぜ、個人株主は株主総会でコロワイドの株主提案に反対票を投じたのだろうか。理由は、はっきりしている...

【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(4)
TOBは買収の鉄則である。それならば、始めからTOBをすればよかったのに、なぜ今頃になってTOBを仕掛けるのか...

【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(3)
コロワイドは多数派工作に乗り出す。大戸屋の株主の最大の特徴は、個人株主が65%と圧倒的に多いことだ。個人株主の支持が、勝敗を左右する...

【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(2)
そもそもの発端は、2015年7月大戸屋を実質的に創業した三森久実会長(当時)が57歳で死去したことだ。経営権をめぐり、久実氏の従兄弟にあたる経営陣と、久実氏の妻と息子が対立...

【株主総会血風録1】大戸屋ホールディングス~買収を仕掛けたコロワイドが戦わずして“戦線放棄”の奇々怪々(1)
総会にはコロワイドは出席せず、株主提案の説明もなし。買収を仕掛けたコロワイドは”戦線放棄”したのだ。奇々怪々というほかはない...

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(後)
それでは、決定的な対立となったのは何か。ズバリ、相続税の問題である。久実氏が自らの死後に発生する見込みの相続税対策としての功労金問題だ。久実氏が生前の15年3月ごろから議論に入った...

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(中)
16年10月3日に公表された大戸屋コンプライアンス第三者委員会(委員長・郷原信郎弁護士)がまとめた調査報告書に、お家騒動の経緯が詳しく記載されている。

大戸屋HD、創業家と経営陣のお家騒動が終結~創業者が最も留意すべきは相続税だ!(前)
創業家と経営陣が対立する内紛は後を絶たない。定食チェーン「大戸屋」を運営する大戸屋ホールディングスのお家騒動にようやく幕が下りた。この騒動は、創業者たちに深刻な問題を改めて突き付け...

大戸屋HDのお家騒動は決着せず、功労金2億円支払いに創業家は白票投じる(後)
今回のストックオプションは、店舗の店長など現場の従業員が対象。従業員のやる気を引き出すのが狙いだ。業績が向上し自社株が値上がりすれば、保有株を売却して利益を得ることができる。...

大戸屋HDのお家騒動は決着せず、功労金2億円支払いに創業家は白票投じる(前)
創業家と経営陣の対立が話題になった定食専門店「大戸屋ごはん処」を展開する(株)大戸屋ホールディングス(HD)は6月28日、東京・新宿のハイアットリージェンシー東京で第34回...

大戸屋・創業家の代理人になった、大物フィクサーの正体(後)
父親は「アラビア太郎」と呼ばれた山下太郎氏 正木烝司氏とは何者か――。 正木氏は、土地の緑化工事を基軸とするコンサルタント会社、(株)泰正(東京都中央区)の社長だ。...

大戸屋・創業家の代理人になった、大物フィクサーの正体(前)
定食専門店「大戸屋ごはん処」を展開する(株)大戸屋ホールディングスのお家騒動の解決のメドは立っていない。2015年7月、創業者の三森久実(みつもり・ひさみ)氏が57歳の若さ...

大戸屋お家騒動、第三者委員会の「調査報告書」を読む(後)
息子の智仁氏を常務にせよと迫る 2つは「世襲の問題」。息子の智仁氏を巡る人事だ。智仁氏は当時26歳。中央大学法学部を卒業し、メインバンクの三菱UFJ信託銀行で2年間勤務を経て...

大戸屋お家騒動、第三者委員会の「調査報告書」を読む(前)
定食屋を展開する(株)大戸屋ホールディングスは10月3日、創業家との対立問題をめぐる第三者委員会の調査報告書を発表した。創業家が協力を拒否するなか、第三者委員会は「双方に問題...