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福岡空港問題 自民県議が「新空港を」
行政
2008年12月11日 16:27

 第8回福岡県議会定例会の本会議で12月11日、自民党県議団の樋口明議員が福岡空港問題について一般質問した。

 現空港での滑走路増設について、樋口議員は「現在の福岡空港は世界有数の利便性をもち、福岡の発展に貢献しているのは事実だが、安全性に疑問がある。また、新空港建設で問題となるのは9,200億円という建設費の高さだが、50年後、100年後の長い目でみると、借地料や環境対策費の負担が続く滑走路増設案よりも新空港建設案の方がコスト的に有利。さらに、費用対効果についても、滑走路を1本増やすことで当面の需給逼迫の解消にはなるが、投資額に見合った県の発展を期待するのは難しい。安全性やコスト、まちづくりや地域振興といった費用対効果をトータルに考えると新空港建設しかない」と新空港建設推進を訴え、麻生渡知事の考えを質した。

 これに対し、麻生知事は「増設案でも新空港建設案でも安全性の確保は最も優先されなければならない。確かに、現空港は市街地の真ん中にあり、利便性に優れているが、安全性の問題は残している。そこで、福岡空港の将来の安全性を含め、他の所見も総合的に勘案して判断していかなければならないと思っている」と答弁。

 また、コストの問題については「滑走路増設は新空港建設に比べて投資額が少なく、当面の需要逼迫にも対応できる。しかし、借地料や環境対策費の支出が続く。新空港建設は長期的な対応が可能だが、初期投資が大きい。空港建設は株式会社方式を想定しているが、費用をどう調達するかが課題だ。福岡空港は福岡市、福岡県、九州全体に影響を及ぼす西日本の拠点空港であり、発展力を高める必要がある。その点、福岡空港問題は長期的に判断しなければならないと考えている」と答えた。

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