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福津市長選、小山氏逃げ切る
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2009年2月 9日 10:37

福津市長選、小山氏逃げ切る

 福津市長選は8日投開票され、前県議で自民党・公明党推薦の小山達生氏(61)が、元会社社長で民主党推薦・社民党支持の平木俊敬氏(60)に約2000票余りの差をつけて逃げ切り初当選を果たした。
 市長選の投票率と開票結果は次のとおり。
投票率 56.70%。
確定得票数
 小山達生 1万3,745票。 平木俊敬 1万1,654票。

 旧福間町と旧津屋崎町が合併してから4年目を迎えた今回の選挙、旧両町間の調和や行財政改革、子育て・福祉政策などの課題が争点となった。一方、来るべき総選挙の前哨戦として、衆院選立候補予定者陣営も総力で支援を展開した。民主党は北九州市議選での全員当選の追い風、自民党にとっては厳しい逆風の中での選挙戦となった。こうしたなか終盤に追い込みをかけた平木氏を小山氏が振り切る形となった。
 喜びにわく選挙事務所では、初当選を果たした小山氏が、「情報公開を進め、職員の意識改革を図り市民と対話できる風通しの良い市政にしたい。またJR新福間駅構内に行政窓口を開設しサービスの拡大に努めたい」と抱負を語る。さらに勝因について小山氏は「具体的な政策が理解されたと思う。行政への要望・不満を解決していこうとする姿勢を受け止めてもらえた。厳しい選挙戦だったが支持者が一つになっての勝利。今後への礎ができた」と総括した。

 自民党への逆風の中、市長選に勝利した自民党関係者からは安堵の声と歓声が沸きあがった。地元を基盤とする渡辺具能衆議院議員は「自分のことのようにホッとしている」と心境を語り、福岡県連の新宮松比古会長は「小山氏の実績と経験が評価された」と喜びを隠さない。

 いっぽう敗れた平木氏は民間会社社長の経験を生かし「民の力」による市政の転換を訴え、連合傘下の労働組合などの支援を受けたが及ばなかった。
総力をあげて支援した民主党福岡県第4区総支部の陣営では、敗北に落胆の色は隠せず「今度のたたかいを教訓に、総選挙の勝利に向け全力で取り組む」としている。

県議補選は阿部弘樹氏(47)が当選
 同日投開票された宗像郡選挙区の県議補選では、元津屋崎町長で無所属・自民支部支持の阿部弘樹氏が、民主公認で社民支持の三木容彦氏、無所属の井上月子氏を破り初当選した。
 補選の投票率と開票結果は次のとおり。
投票率 56、28%。

確定得票数
 
旧大島村
福津市
合計
阿部弘樹
225
11,441
11,666
三木容彦
80
9,225
9,305
井上月子
47
4,595
4,642

 自民党への逆風の中、市長選、県議補選ともに勝利をもぎ取った形の自民党。関係者に安堵の声が上がった。

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