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こども病院、早くも計画頓挫(福岡)
行政
2009年4月 1日 08:58

福岡市役所 福岡市が計画する市立こども病院人工島移転計画の一端が早くも崩れた。
 市の移転計画案では新病院のベッド数を230~260床にするとしていた。ベッド数の増減については福岡県がその権限を有しており、市は昨年12月、県に対する申請で新病院のベッド数を260床にするよう許可求めていた。県の諮問機関である「福岡県医療審議会(会長 横倉義武福岡県医師会長)」は30日、増床数は43床程度が望ましいとする審議結果をまとめた。市の計画より28床少ないことになる。
 県が答申通りの結論を出せば、新病院のベッド数を230~260としてきた福岡市の計画は早くも見直しを迫られる形となるが、いまさら市民病院のベッド数を減らすとは言えまい。
 昨年、データマックスが市保健福祉局理事に、増床は難しいのではないかとして確認を求めた折、「厳しいが、最終的には特例を求める」と応えていた。今後は、県や国(厚労省)に対して増床についての理由を明示し特例を認めさせるということになるが、この手法も極めて難しいといわれる。
 ベッド数が計画より27床も少なくなれば、建設計画はもとより経営内容そのものの見直しを余儀なくされる。新こども病院計画は、その一部とはいえ肝心なところで早くも頓挫したことになる。

【市政取材班】

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