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どうする福岡の自民党(1)
政治
2009年9月 3日 15:04

 今度の総選挙で、300議席から一挙に119議席へと大激減し政権の座から転がり落ちた自民党。9月28日に総裁選を実施することを自民党は決めているが、現段階では総裁候補として名乗りをあげる議員がおらず、4日の全国幹事長会議や8日の両院議員総会の成り行き次第では、自民党再生にむけた動きは迷走しそうだ。

 福岡県においては、小選挙区では自民党が10議席から4議席へ激減。民主党は1議席から7議席へと大躍進した。比例復活を含めると民主党は10議席、自民党は4議席と、これまでの自民党優位が逆転し、福岡の民主党は政権交代に少なからず貢献した。
 自民党は劣勢が予想されたとはいえ、小選挙区制導入後、最少だった5議席(03年)を下回る結果になったばかりではない。当選12回を数え、主要大臣や党の要職を歴任した派閥の領袖でもある山崎拓氏や、当選8回で数多くの大臣を経験した太田誠一氏らベテラン、それに中堅の4人が落選するという大敗北を喫した。
 自民党県連は9月1日、執行部会を開き、来年の参院選が党再生の第一歩として位置づけ、県連が一丸となって取り組んでいくことを確認した。しかし、県連にとって課題が山積しているのは言うまでもない。また、山崎拓氏の落選によって派閥がどうなっていくのか、まだ山崎氏の意思表示はされていない。
自民党再生のためには、今回の総選挙をどう総括するかが、一番のポイントだ。福岡の自民党にとっても同様で、中央政府の実権は民主党が握るわけだから、これまでの総括と同じようなレベルでやって良いはずがない。自民党とは何だったのか、その役割や長所と欠陥を総括していくこと。そして今後も自民党として再生していくなら、その新しい「自民党」の政策や組織をどう作っていくのかが問われていると言えよう。

(つづく)

【武田】


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