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民主福岡県連、参院選に2名擁立か
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2009年10月 5日 10:46

 来夏に予定されている参院選挙。改選議席2の福岡選挙区に、民主党が2名擁立するという計画が浮上している。
 福岡選挙区は定員4名で、民主党は大久保勉氏、岩本司氏、自民党は吉村剛太郎氏、松山政司氏と民主・自民で議席を分け合っている。来年改選になるのは、大久保、吉村両議員。このうち、民主の大久保議員は再選を目指して準備中で、活発に活動を進めている。  
 一方、3期目現職の自民・吉村議員は4期目に向けて意欲を見せている。しかし、自民党福岡県連は、いまの段階では候補者を誰にするのか決めていない。県連の中核をなす自民党県議団は先月9月に、県議3期目の大家敏志氏を県議団として参院候補者として推薦した。自民党県連としては、立候補の意思を表明している吉村、大家両氏について、県内43支部で協議し、11月16日までに支部としての推薦者を届け出ることにしている。県連はその結果を受けて推薦者を1人に絞り込み、党本部に公認を申請する。
 自民党の公認候補は1名となることは間違いない。とすれば、公認からもれた保守系候補が立候補すると、保守層が2分することになる。その間隙をぬって民主党が2議席を獲得できるかもしれない、というのが「民主2名擁立」の狙いだ。これまでの得票結果からみれば、民主が2議席を独占するというのは非常に困難。「民主2名擁立」説は、保守の乱立と、民主党への追い風が続いているというのが前提で、仮に2名立てても1名は必ず当選するというのが根拠だ。民主党の幹部はこうした案があることを否定はしていない。しかし、「2名擁立」はあくまでも自民党の出方によるとして、現段階では確定してない。
 来年の参院選で民主党が単独で過半数を獲得するためには、改選議席2を独占することも必須条件となる。総選挙での大勝利と政権交代を実現した民主党の、来夏の参院選に向けた戦略がどうなるのか、自民党の動向とともに目が離せない。


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