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小沢幹事長、鳥取入りの背景
政治
2010年3月 5日 16:57

 神出鬼没といわれる小沢民主党幹事長が、今日は鳥取県へ向かう。同党は3日に参院選第1次公認候補87人を発表、本格的な選挙モードに入った。その総指揮官が真っ先にテコ入れするのが鳥取県(1人区)。同党公認候補は坂野真理氏という既婚ながらまだ32歳の女医。東京で生まれ育ったが、祖父が同県選出の坂野重信元参院議員。真理氏は医者ながら政治志向があったのか松下政経塾の出身で、政権交代する前までの民主党追い風に乗って昨年7月には早々と出馬表明。民主党の衆院選圧勝と地縁、血縁に才色兼とあって当選も確実視される情勢にあった。加えて同県選出の自民党参院議員の田村耕太郎氏は年末に離党して敵前逃亡。さらには比例区狙いで民主党入りしての寝返りで、自民党鳥取県連は踏んだり蹴ったりだった。

 ところがである。政権交代後に「小鳩政権」と揶揄される新政権へ失望感が拡がっているのに加えての「政治とカネ」問題だ。追い詰められた民主党に対し、自民党鳥取県連が一発逆転を狙って今年2月に担ぎ出したのが本ネットニュースにも寄稿してきた国際政治学者の浜田和幸氏(56歳)。浜田氏は同県米子市で生まれ育ち、米子東高から東京外語大を卒業。サラリーマン経験した後に米国留学して政治学博士号を取得。著名なシンクタンク、米戦略国際問題研究所(CSIS)の主任研究員などを努めて帰国。著作や雑誌への寄稿を中心に、テレビやラジオでも活動してきた。同時期に米国留学し、小泉政権下で郵政民営化など国際金融資本の代理人視される竹中平蔵元総務大臣とは対照的。常に国際金融資本への警鐘を鳴らしてきた国益重視派で、まさに自民党の隠し球として急浮上した。
 先行して「小沢ガールズ」入り確実だった坂野氏に対し、民主逆風に乗って登場した強力ライバルに小沢氏も焦ったのだろうか。同県での言動が注目される。

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