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これで新党? 舛添氏ら「改革クラブ」改名で旗揚げ
政治
2010年4月23日 08:38

 これを「新党」と呼ぶのだろうか。
 22日に自民党を離党した舛添要一・前厚生労働相は、いったん「改革クラブ」に入党し、荒井広幸、山内俊夫、渡辺秀央ら3人の同党所属参院議員らと合流。改革クラブという党名を変更して「新党改革」と名乗るのだという。これでは新党ではなく、ただの改名だろう。安易な手法には政治家のご都合主義が存在する。

 年間4回の政党助成金交付のうち、今年度の1回目が4月20日。改革クラブへも約3,000万円が交付されている。新党を立ち上げるためのコストと労力を減らし、もらったばかりの政党助成金を生かす道を選んだということだ。

 さらに、改革クラブ所属の荒井氏ら3議員は、今年夏の参院選で改選を迎える。舛添氏を党首にすることで注目を集め、自らの選挙に有利になるような選択をしたに過ぎない。「舛添党」に参加する小池正勝参院議員も、徳島選挙区で公認漏れになって自民党を離党したばかりだ。

 谷垣総裁ら執行部批判を繰り返し、自民党内で孤立した舛添氏と、選挙目当ての参院議員らが手を組んだ形で、まさに野合の集団。これで有権者の共感を得ようというのなら、随分身勝手な話である。

 自民党だけでなく民主党内からも次のような厳しい批判があがる。「舛添さんは自民党内にいて自民党を批判するからこそ人気があった。党を離れればただの人。国際政治学者で参院議員の舛添さんということだ。政党助成金目当て、議席目当て、党首目当てとの批判は免れない」。

 「舛添党」は、きょう旗揚げの予定だが、旗印に理念を見ることは難しいようだ。

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