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コダマの核心

【連載5】肥後銀行=長野常任顧問の横暴さには挫けない ~「小説・火ノ国銀行」の元原稿公開
コダマの核心
2010年8月23日 13:00

宮本 仁之 氏長野常任顧問批判は熊本のタブーなのか

 長野常任顧問、そして甲斐隆博専務に関しては「個人情報の流出になるからー」と、なかなか人物評を話してくれるには至らず、異口同音に「あぁ、あの人ね」や「何て言ったらいいかなぁ」など言葉を濁していた。

 しかし、中には「熊本県にあるトップの肥後銀行(長野銀行)の悪口をコメントする人間はおらん」(B氏)と揶揄する声もあった。また"人物の印象"を問うたのに、地元第一地銀を"長野銀行"と表現したことに、強権内容の一部を垣間見る感じを受けた。とくに、長野顧問に関しては「あの人は良い人」とコメントした人物は皆無で、誰もが自分がコメントしたことが外部に流出するのを恐れているかのような印象が残った。

 一方、甲斐専務に関しては意見が二分し、「長野さんの嫁婿だから同じ穴のムジナ」(E氏)的発言のほかに、「嫁婿だから印象的には良くないと思われがちだが、業務は無難にこなしている。能力がない人間を、しかも自分の部下を(直接の部下ではないが甲斐専務は肥後銀行の一般行員であった)婿には迎えない」(D氏)との回答もあった。
 「ムジナ」とコメントしたE氏も、甲斐専務の務内容に関しては一応の評価を与えていた。話が前後するが、「長野顧問の娘婿だから、印象的には~」とのコメントに要約されているように、甲斐専務の印象を話す時に長野顧問の印象を「良くない」と思わず漏らしてしまうあたり、表だって長野顧問についてコメントできない地元の事情がうかがい知れる。

(つづく)

銀行と弊社の出来事005

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