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コダマの核心

人それぞれ、ビジネス人生の結末は(27)~生死彷徨う経験を『健康』へ(下)
コダマの核心
2011年2月 4日 07:00

炭素繊維で「健康な温かさ」を実現
電磁波を95%以上カット

ジェイ・コスモ株式会社 炭素繊維温熱器具

<黄土シートの遠赤外線効果>

 電磁波を抑えるだけではなく、健康を促進する遠赤外線の放射も、この製品の特長のひとつである。体に浸透しやすい波長の遠赤外線を発することで、体の冷えを解消し、さまざまな悩みを解消することが期待できるのだ。この長所は医療関係者たちからも注目されている。

炭素繊維シート(右)と、黄土シート(左) 炭素繊維の熱の効果をさらに高めるために同社からは黄土を使ったシートとの組み合わせも提案されている。黄土とは黄色味の強い土のことで同社が使用するものは韓国の黄土。韓国の黄土は昔から泥パックやサウナ、岩盤浴に使用されている健康によいとされる土である。豊富にミネラル分を含んでおり、遠赤外線を効率よく発する作用をもつとされている。その黄土をシートにして健康を促進しようというのがねらいだ。
 このシート自体には電気の導線などがはいっていないため、単独でも使用することができる。もちろん、自然由来であるために安全で、シートだけ単体で床下に敷いても遠赤外線の効果を得ることが可能だ。

<健康への気づかいは代表の経験から>

 炭素繊維温熱器具はフローリングの下に敷くだけでなく、カーペットの下に敷いてもポカポカと陽だまりのような温かさを感じることができる。床暖房や岩盤浴などだけでなく、トラックの運転手用の仮眠温熱シートや脊椎(せきつい)を温める健康促進温熱器具も開発した。構造がシンプルかつ柔軟であるため、応用範囲は広がりそうだ。

 ただ温かく過ごすためだった暖房器具を、より健康に、快適に過ごすための器具にまで昇華させたのが、炭素繊維温熱器具なのである。この発想は開発者であり同社代表取締役の大島修治氏の経験によるところが大きい。大島氏は若い頃、全身大火傷を負い生死の境をさまよう経験を持つ。それから奇跡的な生還を果たして以来、健康には人一倍気をつかうようになった。体によいものは何か、環境によいものは何かを模索した結果、炭素繊維に行き着いたのだと言う。同社の経営理念にも顧客の「元気作り・健康作り・良い環境作り」が掲げられており、これは同時に大島氏の強い思いなのである。

 ただ温かければよい、ではなく、温かく健康によい。これが21世紀の暖房器具のスタンダードになるのかも知れない。施工のしやすさ、維持価格の安さからも、今後、普及が期待される商品であることは間違いない。

(了)

【COMPANY INFORMATION】
ジェイ・コスモ(株)
代表者:大島修治
所在地:福岡県福岡市博多区住吉2-12-3
設 立:2004年
資本金:1,100万円
TEL:092-271-0111
URL:http://www.j-cosmo.net/


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