蛇口から赤水が出る。異臭がする。異音がする。何となく水道水がおいしくない。これらの症状は、ひょっとすると水道管の内側にたまった汚れが原因かも知れない。そんなときは専門業者に相談するのが一番だ。福岡市南区で半世紀にわたる実績を持つ山本設備工業株式会社（山本慎一社長）も、建物付帯設備の専門企業の１社だ。同社が今、新たな洗浄方法として推奨しているのが薬品を一切使わない高圧洗浄「JAB」システムだ。

　高圧で送られる水に圧縮空気の泡を混ぜることで、管内の汚れを一気にはがし落とす。言葉にすると簡単だが、工事自体も非常にシンプル。コンパクトな機械を設置するだけなので、設置工事や養生などの手間もかからない。騒音も少ないため、住民の負担も近隣の方への迷惑も軽い。従来の洗浄に比べて、工賃が圧倒的に安く（50世帯のマンションに洗浄した場合、オゾン洗浄ならば約290万円。JABならば約160万円）、薬品も使わないため安全なのが特徴だ。

　「最近の住宅では腐蝕しにくい給水管が使われていることが多いですが、それでも水アカなどがたまっていることがあります。問題が発生した後での洗浄は、もちろん効果的ですが、定期的に洗浄することが管自体の寿命を延ばすことにもつながりますから、おすすめです」（山本社長）

　管の入れ替えとなると大仕事になる。費用もかさむし、騒音や水道が使えないなどの負担も大きくなる。定期的にメンテナンスすることで、飲料水の安心と管の長寿命が手に入るのならば、前向きに検討するべきことかも知れない。同社はJABシステムの他にもさまざまなケースに対応できる幅広い技術を持っている。マンション管理者の方、竣工から20年以上経過した住宅にお住まいの方々、住宅の健康診断を兼ねて、一度相談してみてはいかがだろうか。

＜お問い合せ＞
山本設備工業株式会社
本　社：福岡市南区那の川1－15－５
ＴＥＬ：092-521-2935
ＵＲＬ：http://www.y-s-k.co.jp

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