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特別取材

【追記】 トリアス久山物語『夢の始終』~メガソーラー
特別取材
2011年12月26日 07:00

 久山町の第三セクターのゴルフ場「ヘルシーパーク久山」(2000年に破産)の建設計画があった跡地にメガソーラーを設置する計画が進んでいる。

写真はイメージ 15ヘクタールの敷地に8メガワットのメガソーラーを設ける事業で、すでに計画は久山町議会でも報告された。キューデン・エコソルと久山町の合弁事業となる予定で、13年3月に決定される売電価格次第での正式決定となる。

 原子力発電所が次々と停止し、2011年夏に続いて冬も節電を要請されている。
そのようななか、CO2も放射性物質も発生しない太陽光発電はとりわけ注目されている。近年は、太陽光パネルの効率が高まり、政府による売電制度の推進もあり、久山町でもメガソーラー事業が成立する見込みとなった。

 先に『トリアス久山物語 夢の始終』で触れたが、今回メガソーラーの建設が計画されている「ヘルシーパーク久山」計画地は、1992年、第三セクターとして法人が設立されゴルフ場開発が準備されていた。これは、7期28年を務めた小早川前町長が、開発拒否の方針を転換して89年に「健康田園都市構想」を打ち出し、トリアスやレイクサイド久山と同様、この構想の一環として着手されたものだ。

 その後、同じ町内でもトリアスが成功裏に推移したのに対して、ヘルシーパーク久山は破産に追い込まれてしまった。その後、テーマパークの誘致構想が持ち上がった時期もあったがこれも実現せず今日に至っている。このため、当該エリアに時代に適合した新しい開発計画が期待されていた経緯がある。

 小早川前町長より委嘱され、トリアスなど健康田園都市構想に基づく一連のプロジェクトの取りまとめを手掛けてきた本藤憲司氏に、「これでようやく地域のためにとの使命感で手掛けてきたまちづくりにひと区切りがつきましたね」と、尋ねたところ、感慨深くはあるが、残された課題も多く、まだこれからという風であった。

 久山のまちづくり・地域づくりはまだまだ続く――。

【石川 健一】

<プロフィール>
石川 健一 (いしかわ けんいち)
東京出身、1967年生まれ。有名私大経済学卒。大卒後、大手スーパーに入社し、福岡の関連法人にてレジャー関連企業の立ち上げに携わる。その後、上場不動産会社に転職し、経営企画室長から管理担当常務まで務めるがリーマンショックの余波を受け民事再生に直面。倒産処理を終えた今は、前オーナー経営者が新たに設立した不動産会社で再チャレンジに取り組みつつ、原稿執筆活動を行なう。職業上の得意分野は経営計画、組織マネジメント、広報・IR、事業立ち上げ。執筆面での関心分野は、企業再生、組織マネジメント、流通・サービス業、航空・鉄道、近代戦史。

石川氏の連載「トリアス久山物語『夢の始終』第1回」はコチラ


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