福岡県は、中小企業の海外展開に関する情報提供から現地サポートまで行なう「福岡アジアビジネスセンター」(略称:福岡ABC)を23日、福岡市中央区天神の福岡ビル4階に開設する。
運営主体は福岡県中小企業海外展開支援協議会。県商工部国際経済観光課によると、同協議会は昨年11月に設立し、福岡県・福岡市・北九州市・久留米市・飯塚市および、中国・韓国・ベトナムなどの総領事館、30社ほどの民間企業の計52団体で構成される。会長を務めるのは、(株)八ちゃん堂代表取締役会長の川邊義隆氏。
中小企業の海外進出支援に関しては、JETRO(日本貿易振興機構)、商工会議所、中小企業家同友会、商社、銀行などさまざまな所で行なわれているが、同センターでは「情報ハブ機能」として、これらが実施するセミナー、商談会、展示会などの情報を集約。海外の現地情報を収集し、提供するという。
このほか同センターが機能として備えているのは、県内各地域においてアジア展開に関するセミナーの実施、アジア進出企業や外国政府機関などから講師を招いて行なう小規模交流会の定期的開催、専門家による個別コンサルティング、商談会などの実施。また、留学生サポートセンターと連携した人材面での支援や「アジアビジネス展開支援資金」として資金面での支援も行なうとしている。
同センターにかかわる予算(3,500万円)が審議された昨年(11年)7月の福岡県議会 予算特別委員会では、委員からの質問に対し、約6時間を「休憩」として費やした末、商工部長「3年間で40件、総額2億円の契約」という数値目標を回答。税金が投じられる以上、県民の期待に応えるものであってほしいところである。
▼関連リンク
・「福岡アジアビジネスセンター オープン!」(福岡県HP)
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