マンション不況が叫ばれる中、北九州地区もその状況は同じである。また北九州には、マリモ、アーバンコーポレイション、章栄不動産など広島地区のデベロッパーがこれまで進出してきていた。しかし、アーバンコーポレイションは小倉北区大手町の物件の完成を待たずして、8月に民事再生法を申請。マリモは、小倉北区三萩野で140戸のマンションを売り切ったものの、その隣でもう一物件やる予定であったが、そのマンション開発は行なわず、現在その土地は売り出し中となっている。章栄不動産も、八幡東区西本町で42戸のマンションを販売しているが、まだ在庫が残っている状況。このように、広島勢デベロッパーはことごとく北九州地区では苦戦の様相となっている。