きのう(6日)午後、天神に所用で出掛けていたら、大柄のひときわ目立つ男性を見かけた。よく見ると、○○衆議院議員だった。たしか、昨年の9月に不祥事で大臣を辞任した、あの「大物議員」だ。今度の選挙で「苦戦」とも伝えられているが…。
かつて、「金帰火来」という言葉があった。国会議員が金曜の夜に地元に帰り、土日に支持者らと絆を深め、火曜の朝には国会に戻るということだ。今は火曜ではなくて、月曜に国会に戻るパターンが多くなっているという。「国会をサボっている」という批判があったからだとか。しかし、ここ半年ぐらいは火曜に国会に戻る議員が多くなっている。やはり総選挙を控えて、地元での活動に精を出しているからだろう。
これだけ政局が混迷すると、議員たちは国会での審議どころではないのかも知れない。しかし有権者や納税者の目で見れば、議員にはその職務を果たしてもらわねばならない。
有権者は、議員たちが国会で何を発言し、どういう行動をとり、地元で何をしているか。これが問題であり、選択の基準でもある。
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