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静岡知事選で民主系勝利 強まる首相への退陣圧力
政治
2009年7月 6日 08:00

 5日、総選挙の前哨戦として注目を集めていた静岡県知事選挙の投・開票が行なわれ、民主、社民、国民新の3党が推薦した前静岡文化芸術大学長・川勝平太氏(60)が初当選を果たした。
 選挙戦は、川勝氏と自民・公明が推薦した坂本由紀子前参院議員(60)の事実上の一騎打ちとなったが、1万5,000票という僅差で川勝氏が坂本氏を振り切った。
 民主党は選挙前、同党の元参院議員・海野徹氏(60)との調整に失敗、分裂選挙となり勝利が危ぶまれたが、党を挙げての総力戦が功を奏した形。逆に敵失に乗じることのできなかった自民党にとっては痛い敗戦となった。
 党内調整の失敗、出遅れと知名度不足、そうした悪条件を跳ね返しての川勝氏の勝利は、自民党への逆風の強さを物語っている。敗れた坂本前参院議員は、政党色を薄め「県民等」を強調したが、「民主党」を前面に出した川勝陣営を凌ぐことができなかった。自民党への批判の強さは思った以上ということだ。
 民主党は、12日投・開票の東京都議選、そして総選挙にむけてホップ、ステップ、ジャンプといきたいところだろうが、鳩山代表の虚偽献金問題がどう展開するか予断を許さない。
 一方麻生首相は、地方選挙と国政選挙は別として予防線を張ってきたが、自民党不人気の原因が首相にあることは事実。知事選直前の閣僚補充も裏目に出てしまった。
都議選の事前情勢もかんばしくないものばかりで、退陣への圧力が増すことになりそうだ。
 ある自民党議員は「都議選で負ければ(麻生政権は)終わり」とあきらめ顔。「早く辞めてもらわないと自民党は選挙前に分裂する」として、早期退陣を迫る覚悟を見せた。

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2011年7月27日 18:05
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