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チャイナビジネス最前線

アジアを舞台に夢をかなえるお手伝い~(株)ドリームマーケティング(後)
チャイナビジネス最前線
2011年5月 6日 15:25

 アジア10数カ国を中心に現地コンサルタントと提携し、年間のべ600社の中小企業と関わるコンサルタント、株式会社ドリームマーケティングの脇田勝利代表。福岡の若手経営者から絶大な支持を得ている彼が先月、アジア進出を目指す起業家を引き連れて、香港に現地視察を行なった。

<中国では「社員は家族と同じ」>

今回の香港視察の旅で訪ねた日本の企業では、会社のシャワールームは社員の家族全員が使うのだという。中国では、つきあいが濃くなれば、みんな家族ぐるみになる。中国の家々はみんな塀が高い。家族以外はなかなか信用しない文化がある。逆を言えば、いったん内側に入ってしまうと家族になる。中国に進出するにしても、中途半端に行っては、高い塀を超えることは許されないのだ。

香港視察

 中国人は日本人以上にビジネスに関してはシビアだ。彼らにメリットを与えてあげなければ、簡単には動いてくれないという。また、日本人にあるあうんの呼吸のようなものもない。日本人はきちんと説明をしなくても、ある程度のルールがあるが、中国人にはそんな"あうん"は通用しない。きちんとコミュニケーションをとることがなにより大切で、仕事の「見える化」をすることが大事だという。今回の現地視察では、その国々の文化の違いや仕事の仕方などを理解する良い機会となったという。

 今の時代、インターネット環境も整い、世界中どこででも仕事ができるようになった。格安航空会社なども参入し、これからアジアがますます身近になる。大手がやっていることが中小企業でもできる時代だ。ただ、海外進出に対して、ブレーキになっているのは、経営者の頭のなかだけだと、脇田氏は話す。脇田氏は、国際経営コンサルタントのミッションは、経営者の頭のなかにあるブレーキを緩めてあげて、宝の山(その会社が持つ強み)を世界に生かしてあげることだと話す。

 脇田氏は言う。「自分には関係ない」「まだまだ先の話」「本業が忙しくて...」などと、海外進出に対して、ネガティブな発想を持たずに、無限の可能性が広がる大きな舞台で、それぞれの会社が持つ必勝パターンを具現化するお手伝いができれば、経営コンサルタントとして、この上ない幸せだと。

(了)

【杉本 尚大】

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