一部地域を除き、6日に発売された週刊ポストで、大阪維新の会「維新政治塾」の塾生888名の実名などが公開された。ネタ元となったのは、大阪維新の会から流出したとされる名簿で、当初、一部のリストとされていたものが、同誌には塾生全員の名前が公開されていた。大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は、名簿が流出したことについて同日謝罪。流出した経緯について調査が行なわれているという。
公開されたリストからは、現職の地方議員、国家公務員、地方公務員が入っていることがわかる。所属する団体・企業に参加していることを伝えていない塾生も少なくはなく、今回の公開が波紋を呼ぶことは必至だ。関係者からは「維新政治塾に携わっている大阪維新の会関係者でも所管の塾生分しか把握しておらず、全員分の名簿を入手・流出することはできないはず」といい、流出元をめぐって大阪維新の会に激震が走っている。
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