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となりの新華僑・華人の知恵

「となりの新華僑・華人の知恵」番外編~ "新"「和僑」のすすめ!(1)
となりの新華僑・華人の知恵
2012年8月17日 14:35

<世界に拡がる華僑ネットワーク>
s_1.jpg 今回は「となりの新華僑・華人の知恵」の番外編、吉林省・訪中体験記をお届けする。表紙の写真は、朝鮮族・満州族の"聖地"と言われる「長白山」(北朝鮮では白頭山と呼んでいる)である。数回行った旅人でも、これだけの快晴にはめったに出会わないという話なのでとくとご覧頂きたい。写真のなかに見える湖・天地(カルデラ湖)のちょうど真ん中辺りに、中国と北朝鮮の国境がある。しかし、さすがにこのルートでの脱北者はいない。北朝鮮の金正恩最高指導者はここを生誕の地と言っているが定かではない。

 今回の訪中は吉林省人民政府の主催する華人・新華僑の人材交流イベント「東北亜高端人才峰会」に同行したことによる。これは、中国北京中央政府・国務院主導のもと、省ごとに、大都市ごとにおこなう人材交流会の一つである。
 「高端人材」とはレベルの高い人材を意味し、日本からのメンバーも修士・博士が多い。今回、アジア、欧米、アフリカから約150名参集したメンバーも博士クラスがほとんどである。華人を除く、日本人は数名、欧米人も数名だ。記者は、日本で人材交流に関するイベントに多数の参加経験があるが、中国での交流イベントでは、日本との違い、面白さ、そして気づきが多くあった。後ほどお伝えしたい。

 今回、水先案内人になって頂くのは陳健平氏である。陳氏は吉林省の省都、長春の出身である。長春にある東北師範大学に研究員として勤務後、来日した新華僑である。日本では、1998年に福岡県にある国立九州工業大学情報工学部大学院で数理情報を専攻、博士課程を中退している。その後、上京、IT技術者として従事した後独立。現在はGEL研究所(株) 代表取締役としてITと環境問題の融合に取り組んでいる。並行して、陳氏は(社)国際黄砂対策センターの副理事長として母国中国の黄砂対策にも尽力している。

 その陳氏に、吉林省外務事務局より、「東北亜高端人才峰会」の開催通知が届いたのは、今年の4月頃のことである。早速、陳氏は自分の所属する「日中商務促進会」で参加することを表明、その結果会場に、同促進会のブースを構えることも決定した。

s_02.jpgs_3.jpg

 さて、この紀行は、会場の五つ星ホテル、長春華天大酒店に集合するところから始まる。

【注】日中商務促進会(周鑑心会長、江陰市東京代表)
 日中間ビジネスの促進が目的。在日経験の長い華人、新華僑を中心に、日本の起業家、税理士、弁護士、中国地方政府の関係者等で構成。「在日学者・起業家訪中団」を組織し渤海や新疆を訪問、訪日「医療検診ツアー」の企画等活発に活動、大きな成果を上げている。

(つづく)
【金木 亮憲】

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