大分県は10日、2012年度に九州厚生局へ報告された法令違反の疑いのある食品表示事例について、公表に踏み切った。「血液さらさら」「花粉の季節に」と機能性を謳った表示や、根拠の乏しい表示を紹介している。

　これまで九州各県の違反表示事例は、九州厚生局が取りまとめ、各県に報告されてきたが、非公表の扱いだった。大分県では「従来、情報提供できていなかったが、食品表示法（案）で栄養表示が義務化される方向にあり、また、企業の商品開発に参考にしてもらうために今回公表した」（同）と話している...（⇒つづきを読む）


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