大名にオープンした、お酢と野菜のカジュアルダイニング「OSTERIS ACETO(オステリア アチェート)」。酢を使った料理やドリンク、カクテルのほか、国産有機野菜や水にもこだわる同店には、健康を意識した食生活を求める人々のほか、「この場を素敵な出会いの場として活用したい」というニーズも増えている。
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同店の料理は、酢を使うことで塩分が抑えられている。店長兼シェフの平辻宏氏は、「酢や食材そのものの旨味を隠し味に使うことによって、塩を減らしても良い味が出るのです」と語る。一般的に、塩分控えめの料理は薄口で味気ないと思われがち。しかし同店では、濃厚な味が楽しめるメニューが揃っている。
たとえば平辻氏が「絶対に食べて欲しい、大名の名物にしたいくらい」という「コラーゲンハンバーグ」のデミグラスソースは、オリジナルの黒酢と紅酢、そして挽肉の旨味で味付けされている。切ると中からとろりと牛アキレスのコラーゲンが流れ出る。味はしっかりしているが、ソースに酢が入っているのであっさりしていて食べ飽きない。ハンバーグの上に飾られているのはマッシュドポテトと細長いシシトウ。辛くないシシトウだ。この飾りつけは野菜の入荷状況によって変わる。
ランチタイムのおすすめは、「日替わりスープ蒟蒻めん」。ローカロリーながら満腹感が得られる。今回のメニューは坦々麺風味だ。もちろんスープには酢が使用されている。
平辻氏は、「当店を使って合コンなどの交流イベントを開催したいという話も来ている。ここが幸せな恋人たちの誕生の場になるのは素敵なこと。やりたいことは色々あるが、まずは頂いた話をひとつひとつ丁寧にこなしながら、少しずつ様々なお客様の要望に応えられるような店作りを目指していきたい」と、今後の展開を語る。「毎月4日を『お酢の日』として、何かお客様に楽しんでもらえるような企画を実施すること」。というアイディアを検討中だ。
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