一般社団法人建設物価調査会の直近の調査(10月20日付)による福岡地区の生コン販売価格は、1万500円/m3で前月比100%と横ばいである。
原材料の上昇が懸念されるなか、福岡地区のセメントや砕石などの価格も前月比で100%と横ばいであり、現況は安定した価格での供給が実施されている模様だ。
隣接の北九州地区の生コン価格は、1万2,000円/m3。共販体制が確立し、安定した価格での販売が実現している。同地区生コン工場の幹部は「値崩れせず、今後も1万2,000円を推移すると予想している」とコメント。
両地区ともマンションや医療関連施設などの建設が上昇し民間需要が活況で、生コンの出荷量は前年比増が続く。
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