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東日本大震災

残された空の希望「ブルーインパルス」、芦屋基地で訓練再開
東日本大震災
2011年5月26日 16:09

 24日、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)所属の曲技飛行隊「ブルーインパルス」は、福岡県芦屋町の芦屋基地で訓練を再開した。地元・宮城県の被災地からは安堵の声があがっている。

ブルーインパルス

 3月11日に発生した東日本大震災で航空自衛隊松島基地は津波により、基地所属の自衛官や機材などが甚大な被害を受けた。しかし、ブルーインパルスは、その翌日(3月12日)に予定されていた九州新幹線開通記念式典における展示飛行のため、松島基地を離れていたことが幸いし、7機中6機が難を逃れた。

 今回の震災で被災した宮城県石巻市や東松島市の空では、ブルーインパルスが飛行機雲で描くさまざまな模様を見ることができた。そのため、毎年開催される航空祭は子供たちに大人気。東松島市のサッカーチームのひとつ、FCインパルスがブルーインパルスをチーム名の由来にしていることからも、同飛行隊が地域に愛されていることが分かる。

 被災地の復興にはまだまだ時間がかかることが必至であるが、再び宮城県の大空にブルーインパルスの雄姿を見ることが、復興への希望になるといってもいいだろう。

【発信!北九州】

<ブルーインパルスとは?>

 ブルーインパルスは、航空自衛隊の存在を示すために航空祭や国民的な行事で華麗なアクロバット飛行を披露するチーム。展示飛行の歴史としては、古くは1964年の東京オリンピックにおいてスモークを使用して五輪のマークを大空に描いた。また、2002年にはFIFAワールドカップ開会式で展示飛行を行なったほか、毎年全国にある航空自衛隊基地の航空祭で展示飛行を行なっている。サンダーバーズ(米空軍)、ブルーエンジェルズ(米海軍)、レッドアローズ(英空軍)など世界各国に同種のアクロバット飛行チームがあり、その飛行技術レベルはその国の軍隊の精強度を示すといわれている。

【解説:吉澤 英朗】


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