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東日本大震災

福岡から三陸鉄道へ『ハッピードラゴン』~1日10円募金運動開始
東日本大震災
2011年7月29日 07:00

三陸鉄道宮古駅に展示されている『ハッピードラゴン』 福岡市の市民グループ「この指とまれ大地の会」(山本香代子代表)が、2011年6月26日に開催した『三陸鉄道復旧チャリティー・コンサート』への感謝状が三陸鉄道(株)(本社:岩手県宮古市)から届いた。同コンサートは、東日本大震災の地震と津波で大きな被害を受けた三陸鉄道の復旧への義援金を募るため、福岡県出身のシンガーソングライターを招いて行なわれた。

 同グループ代表の山本氏によると、集まった義援金約20万円に、100名超の参加者が開場に集まった様子を収録した動画(DVD)と応援メッセージなどを添えて三陸鉄道へ贈ったという。その際、山本氏がNET-IBの吉澤記者が作製した折り紙「ハッピードラゴン」二体も併せて三陸鉄道へ寄贈した。三陸鉄道では、「幸福の輪を広げるハッピードラゴン」として宮古駅構内に感謝の言葉と併せて展示しているという。

 山本氏の視点は、三陸鉄道(株)を公益企業としてだけではなく、民間企業にとっても社会への責任を自覚した模範的企業ととらえている。同社は、地域密着型のローカル鉄道として、地元住民と一体となって赤字路線の経営改善に取り組んできた。東日本大震災発生の翌日から復旧作業を敢行し、地元住民のかけがえのない『生活の足』をいち早く復旧させようと身を粉にして働いた。何より、三陸鉄道が走る三陸海岸の地域が復興するためには、リアス式海岸で入り組み、地形で分断された各市町村を直線で結ぶ同鉄道の復旧が前提条件のひとつである。

 「この指とまれ大地の会」では、引き続き三陸鉄道復旧のための支援として、『1日10円募金運動』を行なっている。これは、賛同する企業や家庭などに同グループが製作した募金箱を設置し、毎日少しずつ義援金を集めていこうという取り組みだ。山本氏は、「少しずつでもいいから、ボランティアは続けていくことが大切です。活動を続けることで、岩手に元気を送りたい」と語っている。支援活動へのお問い合せは、山本氏が代表取締役を務める(株)ピース・ユアーズ(TEL:092-471-8888)まで。

【山下 康太】


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