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竹原信一氏・特別寄稿

前阿久根市長・竹原信一が語る「ひどすぎる国家のしくみ~その2」(後)
竹原信一氏・特別寄稿
2011年8月 5日 07:00

<賄賂の行政>
 30兆円産業ともいわれるパチンコは紛れもなく賭博です。日本でのパチンコ経営者の多くが韓国系と北朝鮮系のようですが、韓国でパチンコは違法です。日本では警察にカネを払うので合法になってしまうのです。警察が天下りをすることで組織的に保護する業界になっています。中国軍が日本の企業から賄賂を受け、その見返りに企業活動を許可したり、さらにはその企業を乗っ取ってしまったりすると聞きます。日本の警察はこれとほとんど差がありません。

<警察は強盗団>
 私が市長をしている時、右翼の街宣車が多数来るとのことで、警察から警備要請を要請されました。警察の脅かしを職員が怖がったので仕方なくそれを受け入れました。60台ほどの街宣車と90名規模の機動隊が来ました。ところが、右翼の街宣許可は夕方5時までのはずなのに、4時半で終わり、機動隊がちゃんと5時に片づけ終わって帰ってしまう。それで私は、右翼と警察が手を握っているという気がしていました。

竹原信一氏 総務課長に、大河原宗平氏を置いてから疑いが確信になりました。
 大河原宗平氏は、警察裏金を告発したことからでっち上げ逮捕された人物です。中曽根総理のSP、機動隊、公安なども経験した剣道6段の猛者。「6台ほどの右翼街宣が来るので警備要請を」と阿久根警察が来たとき、彼が「どうせ裏金づくりだろ」と警備要請を断ってしまったのです。その結果、右翼の街宣車は来ませんでした。このことからもハッキリしました。警察は右翼、おそらく暴力団も一緒になって日頃から大衆を欺いているのです。

<行政と法の現実>
 この国の法律は、国民を利用し、だます道具として機能しています。警察は法を守らない。この国ではそれがあたりまえ、警察は日本最大の暴力団なのです。それから警察は行政です。司法ではありません。総務省と警察庁が同じ建物のなかにあります。一体なのです。すなわち、警察であろうが役所であろうが日本の行政組織は法律を守らない。行政組織は法というものを利用する手続き、道具としてしか見ていません。その行政もまた、国家が国民を利用し、支配する道具なのです。

(了)

【竹原 信一】

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<プロフィール>
竹原 信一 (たけはら しんいち)
竹原信一氏前阿久根市長・1959年、鹿児島県生まれ。元航空自衛官(88年退官)。阿久根市議を経て08年、阿久根市長選で初当選。ブログでの情報発信や市職員の給与明細全面公開など数々の"掟破り"の手法で市政改革に取り組んだ。11年、市長リコールにともなう出直し選挙において864票差で敗れ失職。同年、鹿児島県議選に出馬するも落選。


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