ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

企業

中国の太陽光パネルメーカー、福岡に販社を設立~正信ソーラージャパン(株)
企業
2012年8月28日 12:30

0828_01.jpg 8月27日、中国・江蘇省の太陽光発電パネルメーカー「金壇正信光伏電子有限公司」は、福岡の商社「エスケイジャパン(株)」(本社:福岡県筑紫野市、杉弘行社長)、環境資材の開発・販売「(株)グローバル環境」(本社:福岡市博多区、蘇慶社長)の2社と共同出資し、太陽光発電パネルの輸入・卸売を手がける日本法人「正信ソーラージャパン(株)」(本社:福岡市博多区、蘇慶社長)を設立したと発表した。
 新会社の資本金1,000万円で、出資比率は金壇正信光伏電子が55%、エスケイジャパンが35%、グローバル環境が10%。初年度の売上目標は100億円。今回、日本での拠点を福岡に決めた理由としては、江蘇省と姉妹都市である福岡県からの支援も期待してとのことで、今後は日本国内の大都市を中心に拠点を広げていきたいとしている。

0828_02.jpg 金壇正信光伏電子が手がける太陽光パネルは、従来品に比べて発電効率が高い単結晶型で、シリコンとの相性が良いレアメタル「ガリウム」を添加することで、高耐圧で低損失なデバイスとなっている。太陽光発電におけるドイツの調査機関「PHOTON Laboratory」が行なった世界130社対象のモジュール出力テストでは、結晶シリコンパネルで連続8カ月1位を獲得。すでに日本以外の37カ国で、メガソーラーを中心として販売されている。
 日本では、一般の戸建住宅に取り付ける家庭用タイプのパネルに力を入れていき、大手家電量販店などと提携して売り出していく計画。家庭用パネルの初期費用は70~80万円程度を予定しており、「他社と比べて、半額以下の価格になる見込み。低価格でありながら、品質の良い製品を提供していきたい」としている。

0828_03_2.jpg 27日、グランドハイアット福岡にて行なわれた「正信ソーラージャパン株式会社 設立記念パーティー」には、地元・福岡のみならず、中国からの関係者も多く訪れた。
 同社取締役会長に就任した杉弘行氏が挨拶を行なった後、同社会長の王桂奮氏によって正信ソーラージャパンの設立が宣言された。
 その後も日中両国の来賓からの祝辞が相次いだ後、乾杯となり、訪れた客はそれぞれ会食・歓談を楽しんでいた。

【坂田 憲治】


※記事へのご意見はこちら

企業一覧
企業
2012年12月13日 18:17
クローズアップ
2012年12月13日 14:11
企業
2012年12月11日 07:00
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル