ある大分の生コン工場幹部の談。「大分中央協組は、もう空中分解だ。何人かの我が儘で一向にまとまらない。販売価格は、無法状態が続いている。その何人かに"力もない、カネもないのだろう。そろそろ見栄を張るのは止めればどうか。安値で販売しても自分の首を絞めるだけだぞ。"と再三忠告しておりますが、その時だけ上辺の返事をするだけで、実際はそのまま。自爆するつもりなのだろう。この状態が続くと、年内に大分中央協組内で破綻する企業が出るよ」と嘆く。このように相変わらず、4,000円/m3台の生コンを販売している工場が、存在する。
同協組に取材を行なったところ「まだ、共販体制が再開しておりません。全力で再開への交渉を続けております」との答え。「今年(2012年)の2月に理事長名で各取引先(生コン工場)へ4月1日より共販再開のレターを送っておりますね。価格を、土木標準10,000円/m3、建築標準10,300円/m3と設定しておりますね。この価格は、崩壊しているのですか」と質問したところ「その価格で販売しているところもあれば、そうでないところもあります」という。「では、価格は無法状態ですね。以前のような4,000円/m3での流通は、今も存在するのですか」と再度問うと、「一部ではあります。全てそうではないです。こちらが設定している価格で販売している工場もあります」との回答を得た。施工側は、品質に大差がなく工事に影響がないなら当然安価な生コンを買う。JIS基準の配送所要時間が許す限りの範囲で、届けられる。4,000円/m3など、通常なら生コン工場として経営がなりたたない。「セメントの代金支払いを棚上げしているのですよ。何年も累積されているかもしれない」(大分市内生コン関係者談)という状況下が続いている。
「共販を再開する方向に進んでおります」と同組合関係者は強調。「いつごろが目途ですか」との質問には、「誠心誠意努力しているところです」と明言を避けている。
同組合の共販再スタートの実現は、まだ先の話であろう。
※記事へのご意見はこちら