4日、(株)NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、筒井 清志社長)は、(株)戸上電機製作所(本社:佐賀市、戸上 信一社長)、(株)佐賀銀行(本店:佐賀市、陣内 芳博頭取)、国立大学法人 佐賀大学(佐賀市、佛淵 孝夫学長)、西日本電信電話(株)(本社:大阪市中央区、村尾 和俊社長)とともに、吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業実施に関する基本協定を、3日に佐賀県、神埼市と締結したと発表した。
上記4社1校からなる「NTTグループ・佐賀県企業等連合体」は、佐賀県が実施した「吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業者募集」に応募。7月25日に開催した「吉野ヶ里メガソーラー事業者選定委員会」での審査を経て設置運営事業者として選定されており、9月3日に「佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社」を設立した。
佐賀県より事業用地を賃借し、同4社1校共同で大規模太陽光発電システム(メガソーラー)を設置・運営することで、売電事業、設備を活用した環境教室などのイベント、実証研究を実施するとしている。
発電開始は13年6月末の予定。
■吉野ヶ里メガソーラー設置運営事業 概要
[設置場所]
佐賀県神埼市神埼町(吉野ヶ里ニュー・テクノパーク跡地)
[事業主体]
佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社(NTTファシリティーズ 100%出資)
[太陽電池容量]
12MW
[想定年間発電量]
12,850MWh(一般家庭消費電力 約3,600世帯分)
[設備の特徴]
○見学者施設、見学用の丘、車専用の見学用道路の設置
○吉野ヶ里地域の景観を保護するため太陽電池の設置高を低く設定
○文化財保護(記録保存区域)のため置き式の基礎を採用
[主な地域貢献策]
○地域の子ども・住民・観光客に向けた環境教室、イベントの開催
○地域の産業、人材の育成へ貢献する技術者研修
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