13歳以下のサッカー大会である第2回デットマール・クラマーカップが1月12日から同14日まで福岡県宗像市のグローバルアリーナで開催された(同実行委員会主催、宗像市・宮若市教育委員会共催)。
同大会の名称は、メキシコオリンピックにおける日本代表の銅メダル獲得に貢献した名指導者クラマー氏(ドイツ・ドルトムント出身)にちなんだもの。同氏は、開催にあたり日本のサッカー少年に期待のコメントを寄せ「勝利への強い気持ち」と「フェアプレー」精神を説いている。
大会には九州を中心に24チームが参加。昨年優勝の長崎南山中学校に加えて広島県や韓国からも強豪が集まった。
決勝では創設4年目の新鋭VITESSE福岡が5対2で太陽スポーツクラブU-15(鹿児島県)を下した。中学1年生とは思えない高度な技術の応酬に、観客から大きな歓声があがり両チームに惜しみない拍手が送られた。
実行委員長で元Jリーガーの服部浩紀氏が、クラマー氏の教えを引用して「サッカーを通じて大切な仲間をつくりなさい」とエールを贈り閉会。未来のJリーガーたちの成長に期待を寄せられる。
![]() | ![]() |
※記事へのご意見はこちら