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福岡市長選の選挙体制をめぐり紛糾~民主党福岡県連定期大会
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2010年11月28日 08:00

民主党福岡県連第13回定期大会 27日に開かれた民主党福岡県総支部連合会の第13回定期大会は、活動報告・活動方針発表後の質疑応答で、特に、民主党が推薦した現職・吉田宏氏が落選した福岡市長選における選挙体制について議論が白熱した。
 党員や地方議員からは、「選挙事務所や集会では一部の国会議員、市の県議、市議の顔しか見られなかった」「総力戦にほど遠い」「結果的に推薦の一本化ができなかった」、また、配られた定期大会議案に、吉田市政に対する県連と福岡市議団、賛否に分かれた両論併記されていること、現時点で福岡市長選に関するある程度の総括・責任の所在を示すべきなどといった県連運営のあり方を疑問視する声があがった。

 一方、吉田陣営の選対事務局長を務めた江藤博美 福岡市議(福岡市西区)からは「10名の現職(福岡市議)と6名の候補者、(福岡市選出の)県議会議員、1・2・3区の国会議員という盤石の体制で臨んだと自負している。最後の1週間で想像を超える風(民主党への逆風)が吹いていたことを結果で知った」との反論。県連執行部へ党に対する世論の認識の共有を図ったうえで統一地方選へ臨む姿勢を作るよう求めた。
 その後を受けて立った原竹岩海県議(筑紫野市)は「支援の指示もなく、現場の人間だけで仕上げる大都市の選挙は初めて見た。現職、それを支える方が対抗しようとする方に頭を下げるべきだった。『一緒に戦おう』と。売られた喧嘩を買ったと思われても仕方がない」「執行部だけの責任ではなない。(支援に)行かなかったわれわれにも責任がある」との意見をし、会場に団結を呼びかけた。
 なお、民主党福岡県連は、吉田選対本部の敗因分析を待って、臨時国会後に同市長選の総括を出すとしている。

 2011年4月の統一地方選へ向けて、新代表に就任した野田国義 衆議院議員には、県連組織に、民主党への逆風に耐えうる強固な結束力を作り上げるためのリーダーシップが期待される。

【山下 康太】

民主党福岡県連第13回定期大会の様子

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