ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

流通

【流通】ぽっかり空いた駅前一等地 大分パルコ跡地は何を語る?(5)
流通
2011年10月25日 11:24

<公園要素満載の大型商業施設>

パークプレイス大分 大分市の郊外型商業施設はどうだろうか。パークプレイス大分は、隣接する住宅地であるパークプレイス大分公園通りと一体で開発された商業施設だ。高速道路のインターチェンジ近くで、同施設のそばには、J2に所属する大分トリニータの本拠地がある。
 2002年にオープンし、同施設を管理運営する、パークプレイス大分(株)は、福岡地所の関連会社である。敷地面積は17万9,400m2という大型の商業施設である。

 パークプレイス大分の核テナントはイオンである。ケーズデンキ、ナフコといった大型テナントに加え、シネコン、ラジオ局、ペットショップ、飲食店、アパレル関係のテナントなどがあり、店舗数は全部で162店舗となる。

 公園の要素があるのが特徴で、同施設内には、大きな象の形をした滑り台をはじめとした遊具があり、小さな子供が遊べるエリアが設けられている。そこには、柔らかい人工芝が敷いてあり、クッションの役割を果たしていた。また、至る所にテーブルとベンチがおいてある。ベンチでくつろいでいる客や、歩き疲れた消費者が休憩をしていたり、テイクアウトした物を食べていたりと様々だ。住宅地とともに開発された商業施設であるため、公園としての要素は同施設にいい影響を与えているように思う。

 同施設の売上は好調で、10年9月から11年8月までの売上は254億円と前年から5.3%の増加と好調だ。福岡リート投資は、好調の要因としてイオン、ケーズデンキといった主要テナントの売上が堅調だったことをあげている。

(つづく)

【柚木 聡美】

≪ (4) | (6) ≫

*記事へのご意見はこちら


※記事へのご意見はこちら

流通一覧
耳より情報
2012年10月30日 15:08
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル