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コダマの核心

エネルギー革命の担い手"エマルジョン"とは何か?(1)~油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤
コダマの核心
2012年1月 5日 15:32

 昨年の年末、この『NET IB NEWS』上で、『エネルギー革命』宣言がなされた。この、『エマルジョンとは何か?』について紹介してみよう。

<発明の背景>

1.発明の分野
 この発明は「乳化剤」――より正確に言うと、長期間(2年以上)石油燃料(軽油と重油を含む)を安定した"エマルジョン"の状態に保つことができ、油と水が分離しない『油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤』の製造に関するものである。その発明は公害を防ぎ、石油燃料(軽油と重油を含む)の燃焼中に生じる大量の毒性ガスや煤塵を減少させることが可能となり、そして燃料の完全燃焼によってエネルギー節減の効果を達成し、燃焼効率を高めることができる。

2.関係する技術の記述
 従来のエマルジョン燃料乳化剤は、モノメタノールアミン、トリエタノールアミン、オレイン酸、脂肪族スルホン酸、そして脂肪酸エチルエステル等の成分を含む。しかし、それらの成分は高価であり、そのために製造コストが高くなってしまう。さらに、上記の成分を添加したり、撹拌してできたエマルジョン燃料乳化剤は"不安定なエマルジョン状態"であり、生産後短時間で油と水が分離することになり、乳化プロセスにおける燃焼のため燃焼機械に乳化装置を取り付けることが必要となる。そして、その燃料は貯蔵、およびコントロールすることができない。さらに、従来のエマルジョン燃料乳化剤は、乳化装置の燃焼技術のレベルの低さや、乳化装置の値段の高さによって、中小企業にとって経済的なメリットは少なかった。

<発明の要約>

 そのため、長期間(2年以上)均一に分散し、安定したエマルジョン状態を保持することができる油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤を提供することで、前述の従来の技術の不十分さを克服することがこの発明の主要な目的である。油と水が分離しないため、エマルジョン燃料は純粋な石油と同じ方法で貯蔵することが可能となる。また、エマルジョン燃料はそれが油タンクに入れられたのと同じ状態で、現在ある燃焼機械で値段の高い乳化装置や特別な燃焼技術の必要もなく使うことができる。
 前述の目的を達成するため、この発明は以下の成分を含んだ「油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤」を提供する。

(1)重油A  : 50ml以上、100ml以下
(2)重油B  : 100ml以上、200ml以下
(3)重油C  : 300ml以上、450ml以下
(4)メタノール : 100ml以上、150ml以下
(5)エタノール : 100ml以上、200ml以下
(6)パームオイル : 100ml以上、150ml以下、そして
(7)水 : 100ml以上、200ml以下

(つづく)

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