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コダマの核心

エネルギー革命の担い手"エマルジョン"とは何か?(2)~油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤
コダマの核心
2012年1月 7日 15:25

<好ましい実施形態の詳細な記述>

 この発明の前述の事柄および目的、特徴そして長所は、以下の好ましい実施形態の詳細な記述により明白なものとなる。この発明は、以下の成分によって作られる油中水滴型エマルジョン燃料乳化剤を提供する。

(1)重油A  : 50ml以上、100ml以下
(2)重油B  : 100ml以上、200ml以下
(3)重油C  : 300ml以上、450ml以下
(4)メタノール : 100ml以上、150ml以下
(5)エタノール : 100ml以上、200ml以下
(6)パームオイル : 100ml以上、150ml以下そして、
(7)水 : 100ml以上、200ml以下

 最初に上記の成分(1)、(2)、(3)、(4)を混ぜ合わせ、そしてその混ぜ合わせた総量を、成分(5)、(6)、(7)を溶かし混ぜ合わせた溶液に加え、それから高速ブレンダー(毎分3,000回転以上)で10分間混ぜて、この発明の乳化剤をつくる。

 上記の方法でつくられた乳化剤に、超微粒子粉砕(0.5~1ナノメートル)がなされる。その乳化剤は分散した"エマルジョン状態"であり、これが石油燃料と水に加えられる。そして、これらを混ぜ合わせるとき、第二の微粒子化のため、乳化剤は混合液に分散され、その乳化剤は微細粒子で均一に分散した安定したエマルジョン燃料を得る。この発明において、軽質石油燃料(軽油、ランプ油、そして重油A)と水の容積比は「90%~65%(油)」対「10%~35%(水)」であり、この混合液の総量に、1,000分の10より多く、1,000分の30より少ない量のこの発明の乳化剤が加えられて混ぜ合わされ、均一に分散。安定したエマルジョン状態の、軽質石油エマルジョン燃料がつくられる。

 重質石油(重油Bと重油C)と水との容積比は、「90%~60%(油)」対「10%~40%(70℃より高温で90℃より低温の温水)であり、この混合液の総量に1,000分の2より多く、1,000分の10より少ない量のこの発明の乳化剤を加え、混ぜ合わせ、長期間均一に分散した状態での安定した重質石油エマルジョン燃料がつくられる。その状態で油と水は分離しない。

 この発明の乳化剤を使ってつくられた石油(軽油と重油の両方)エマルジョン燃料において、微粒子の形態の水は、油の中に均一に分散しており安定したエマルジョンの状態となっている。それゆえ燃焼安定性は非常によく、完全燃焼を助け、煙や排気ガスを出す不完全燃焼は改善され、よりよい燃焼効率をつくる。それゆえこの発明はエネルギーを節減するのみでなく酸化窒素や粉塵のような毒性物質の排出を減少させ、公害を防ぐ大きな効果がある。

(つづく)

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