12日、北海道札幌市――。鈴木宗男元衆議院議員は、自身が代表を務める新党大地・真民主の松木謙好同党幹事長ら所属議員とともに、雪の舞うなか街頭で活動を行なった。鈴木氏のブログ「ムネオの日記」でその様子が語られている。
同ブログによると、今回の活動では、5項目の議題として「国家公務員給与削減」「国会議員定数削減」「天下り根絶」「震災からの完全復興」「雇用創出」を掲げ、通行人に対し「一番重要だと思うこと」を調査。すると、議員定数の削減が最も多く、国家公務員の給与削減がこれに続いたという。
同党は、衆議院においては小選挙区で100人の削減、参議院では「人口100万人に1人の125人」を適当とし、117人の削減を訴えている。鈴木氏は、この結果に「十分理解される主張だと自信を持った」という。また、同党は、国会議員のボーナス550万円の廃止、給与130万円の3分の1カットも訴えており、鈴木氏は、国家公務員の給与削減への関心が高いことから、国会議員の給与カットへの関心も高いとし、「その実現へ向け、積極的に発信して参る」と、語っている。
名古屋の減税日本、大阪の大阪維新の会など、新興勢力として「地域政党」が存在感を強めるなか、北海道の「新党大地・真民主」に対する期待も高まっている。2月23日(木)、鈴木氏は福岡市内で講演を予定。「地方から国を変える」という新たな潮流におけるキーマンのひとりとして発言内容が注目される。
※鈴木宗男氏 特別講演会の詳細はコチラ。
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