西日本鉄道(株)の西鉄天神大牟田線は、3月24日(土)のダイヤ改正に合わせて、福岡県小郡市三沢の「三国が丘駅」を急行列車の停車駅にすることがわかった。同駅は県立小郡高校、美鈴が丘や美鈴の杜などの住宅団地が立地する福岡市と久留米市のベッドタウン。
西鉄によれば、同駅は2010年度の実績で1日あたりの乗降人員が4,392人おり、今後も同駅周辺で宅地開発による人口増が見込まれることから、急行列車の停車駅としたとのこと。ダイヤ改正にともない三国が丘駅には1日あたり平日は上下89本の急行列車が停車するほか、同駅から西鉄福岡(天神)駅までの急行列車の所用時間は最速で約27分と、同駅から普通電車で西鉄二日市駅に行き、特急電車に乗り継いだ場合と比べ約4分短縮される。
また、今回のダイヤ改正では井尻駅~都府楼前駅間の高架化工事の進捗にともない、一部列車の運行ダイヤを変更し、新ダイヤは10日に発表される。なお、ダイヤ改正に合わせ西鉄甘木線の五郎丸、学校前、古賀茶屋、大城、金島、大堰、本郷の7駅の昼間時間帯(11時~16時。一部の駅によって時間は多少前後する)を無人化する。
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