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みんなの党 「民主の牙城」に新人・竹内今日生氏を擁立~衆院選福岡1区
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2012年4月16日 10:48

0416_minnanotou.jpg 14日、みんなの党・渡辺喜美代表は、福岡市内で記者会見を開き、同日付で同党衆議院福岡県第1区支部長に精神科医の竹内今日生(たけうち ひびき)氏(38)が就任したと発表した。竹内氏は次期衆院選において同党公認の立候補予定者となる。福岡県における同党の次期衆院選・立候補予定者は、福岡10区の元福岡県議・佐藤正夫氏(57)、福岡3区の福岡市議・寺島浩幸氏(50)に続いて3人目。
 竹内氏は福岡市生まれの東京育ち。2002年3月に帝京大学医学部医学科を卒業後、福岡大学で臨床研修医として勤務。08年4月から11年3月末まで甘木心療クリニックで院長を務め、11年4月から12年3月末まで福岡大学病院精神神経科で助教を務めていた。

 渡辺代表によると、みんなの党は次期衆院選において、全国で100名以上の候補者を擁立することを目標としており、とりわけ「民主党か自民党しか選択肢のない、古い政治のシンボリックな選挙区」(渡辺代表)での擁立を推進していくという。
福岡市の博多区および東区からなる福岡1区は、小選挙区制導入後、民主党の松本龍元環境相が5回連続当選(現在、7期目)。渡辺代表が会見中に「民主の牙城」と表現した通り、松本氏が強固な地盤を形成している。竹内氏は福岡1区にはなじみが薄く、同選挙区で支持を広げるにはよほどの努力が必要なのは間違いない。

 福岡1区を戦いの場に選んだことに関する質問に、竹内氏は「(民主党を)打ち倒すつもりであえて選んだ」と答えた。東日本大震災の政府対応に対する問題意識が政界を志すきっかけになったという竹内氏は「(自民党政権と)中身が変わっていない」と、政治主導が行なわれず、約束(マニフェスト)が守られていないとして民主党政権を批判。「原発政策に反省を促していきたい」とも語った。

 みんなの党は、「脱官僚」「地域主権」「生活重視」という「アジェンダ」に「脱原発」を追加し、再生可能エネルギーの導入や発送電分離による電力自由化を提案。全国的に原発政策への関心が高まっているなか、「誰がやるかではなく何をやるか」(渡辺代表)に力点をおく同党の候補は、他との違いを鮮明に打ち出して切り込んでいけるかどうかがポイントとなる。

【山下 康太】


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