大阪市議会議長に最大会派・大阪維新の会(33議席、以下「大阪維新」)の辻淳子市議(59)(西成区、3期)が就任する。きょう(30日)に行なわれる正副議長選で、議長に辻市議、副議長に第2会派(19議席)・公明の小玉隆子市議(63)(北区、3期)がそれぞれ選出。同市議会で女性が正副議長となるのは初めてという。
議長に就任する辻市議は以前、NET-IBの取材に対し、2011年11月27日の大阪ダブル選の実情や自民党を離党し大阪維新へ入った経緯などについて語った。
(記事「大阪維新のエネルギーは波及するか?(中)」を参照)
辻市議は、大阪維新の橋下徹代表の信頼が厚い人物のひとりとされており、改革に対する"抵抗"が激しさをますことが予想されるなかで重責を任されたと言える。議長就任について辻市議は「改革を進めていくなか"開かれた議会"を心がけ、市民の皆さまに関心をもっていただきたい」と抱負を語った。
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