とある50代の主婦が、スーパーに行きレジで精算する際に「レジ袋は必要ですか?」と店員に声を掛けられた。彼女はいつもエコバックを持ち歩いていないため、レジ袋が必要である趣旨を伝えると、「では、あちらにありますので、購入してください」と言われたという。
西友は、10日より全国368店舗にて順次レジ袋の有料化をはじめた。13年度末までにエコバック持参率70%を目指すという。同社は07年06月から全国一斉にレジ袋使用料削減を進め、11年12月時点では、エコバック持参率52.1%。さらに削減を目指すべく、今年3月より6店舗にてレジ袋有料化を実施したところ、エコバック持参率が実施前から平均15%以上向上した。このことを受けて全国でレジ袋の有料化を実施するのだ。
レジ袋はMサイズ2円、Lサイズ3円(どちらも1枚当たり)で販売する。なお、エコバックを持参した際に2円引きのサービスを実施していたが、レジ袋有料化にともない廃止となる。
冒頭の主婦が行ったスーパーは、西友系列の店で「いきなり有料化になっていたので驚いた」という。彼女の家庭は大家族で、1回あたりの購入量はかなり多いという。そのため、エコバック1つ、2つで収まることもないため、レジ袋をもらって詰めていくほうが楽だったそうだ。
「今までは、2円引かれないという程度だったけれど、毎回5、6枚のレジ袋を使っているので、1枚2円、3円という価格でも15円近く余計に払うことになる。毎回払うことを考えれば、エコバックをいくつも持って行くのも大変なので、レジ袋を無料で利用できる近くの他のスーパーに行ったほうがいいかなとも思う」と話した。
福岡でレジ袋を完全有料化にしているスーパーはまだ少ないが、レジ袋を有料化することで客が他の店に流れてしまうことは、店としてもあまりいい傾向ではないだろう。環境問題、コスト削減などの問題はあるが、福岡の地でレジ袋有料化が根付いていくかどうかが注目される。
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