10日、（株）ＪＳＰ（本社：東京都千代田区、塚本 耕三社長）は、北九州市小倉南区に発泡ポリプロピレン（以下「ピーブロック」）のビーズ工場を建設すると発表した。稼動予定は2014年４月。
「ピーブロック」は同社の主要製品のひとつで、自動車のバンパーコア材、内装材、シートコア材などに幅広く用いられている。現在、鹿沼第二工場（栃木県）および四日市第二工場（三重県）で生産したビーズを子会社含む成形メーカーに供給しており、九州地区の成形メーカー向けには四日市第二工場から供給している。
今後、九州地区におけるビーズ生産の必要性が高まると予想されることから、生産能力の増強と顧客サービス向上のため、新たに北九州市にピーブロックのビーズ工場を建設するとしている。
■新工場建設 概要
［所在地］
北九州市小倉南区曽根北町（北九州空港跡地産業団地内）
［土地面積］
約34,800ｍ2（約10,550坪）
［建物面積］
約3,900ｍ2（約1,180坪）
［生産能力］
年間 約4,800トン
［投資額］
約20億5,000万円
［稼動予定日］
2014年４月
※工場建設に当り、経済産業省から「国内立地推進事業費補助金」、北九州市から「企業立地促進補助金」が交付される予定。なお、上記投資額からはそれぞれの補助金を控除していない。
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