絵画や演劇、英語詩など幅広く活動する異色の芸術家、中島淳一氏の2013年最初の公演が１月26日、一人芝居「ゴッホ」で幕を開ける。会場は、福岡市西区にある同氏のアトリエ。開場午後７時、開演午後７時30分。入場料4,000円（ワイン付き）。劇場スペースの関係のため定員になり次第、予約申込の受付が終了する。
２年ぶりの上演となる「ゴッホ」を今回の演目に選んだのは、昨年秋に開いた個展が影響している。個展では、厚塗りの荒々しいタッチの色彩と大胆なフォルムの絵画が鑑賞者に鮮烈な印象を与えた。中島氏は「秋の個展期間中、ずっとゴッホの事が頭から離れませんでした。個展に向けて何十点も花を描いていたからかもしれません」と述べている。
「ゴッホ」の次のアトリエ公演は、２月23日で、一人芝居「ナザレのイエス」（開演時刻・入場料金は同じ）。
■中島淳一 一人芝居「ゴッホ」
＜日 時＞
１月26日（土） 開場午後7時、開演午後7時30分
＜場 所＞
中島淳一アトリエ
（福岡市西区拾六町2-6-6-302）
＜アクセス＞
地下鉄／＜姪浜駅＞よりタクシーで10分、＜橋本駅＞よりタクシーで15分
＜お問い合わせ・お申し込み＞
劇団エーテル
ＴＥＬ：092-883-8249
＜プロフィール＞
中島 淳一（なかしま・じゅんいち）
1952年、佐賀県唐津市出身。
75～76年、米国ベイラー大学留学中に、英詩を書き、絵を描き始める。ホアン･ミロ国際コンクール、ル･サロン展などに入選。日仏現代美術展クリティック賞（1982年）。ビブリオティック･デ･ザール賞（83年）。スペイン美術賞展優秀賞（83年）。パリ・マレ芸術文化褒賞（97年）。カンヌ国際栄誉グランプリ銀賞（2010年）。国際芸術大賞（イタリア・ベネチア）展国際金賞（10、11年）、国際特別賞（12年）など受賞多数。
詩集「愁夢」、「ガラスの海」、英詩集「ALPHA and OMEGA」、小説「木曜日の静かな接吻」「卑弥呼」、エッセイ集「夢は本当の自分に出会う日の未来の記憶である」がある。
86年より脚本･演出･主演の一人演劇を上演。企業をはじめ中･高校、大学での各種講演でも活躍している。福岡市在住。
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