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安川電機 鹿児島大と促通反復療法のリハビリ装置を開発
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2013年5月28日 07:00

 27日、(株)安川電機(本社:北九州市八幡西区、津田純嗣会長兼社長)は、国立大学法人 鹿児島大学と促通反復療法(川平法)のリハビリ装置(上肢リーチング訓練装置)を共同開発したと発表した。同装置の使用により、脳卒中による後遺症で麻痺した上肢の回復を早めることが期待されるとしている。

 今後、同装置の実用化・普及に向け、臨床研究を継続して治療効果を示すエビデンスを収集するとともに、改良を行なって2015年に製品化予定。また、他の部位(前腕、指、下肢、歩行等)の訓練装置についても、鹿児島大学と共同研究を進めており、順次、臨床研究を経て製品化を行なうとしている。

■上肢リーチング訓練装置の特長

 ○片麻痺上肢(肩、肘)を上前方へ伸ばし、次に手前に曲げる訓練装置。
 ○手首をワイヤーで吊り下げ、モーターの力で腕の重量を免荷し、患者の弱い力でも腕を動かせるようにする。
 ○患者の手前(胸の前)と上方遠方にボタンを配置し、腕を曲げ・伸ばしてそれらのボタンを交互に押す訓練を行なう。通常は1日に100回から1,000回程度行なう。
 ○曲げ・伸ばしの際に使う筋に運動と同期して振動刺激、さらには電気刺激を併用して(促通)、患者が自主的に腕を動かすことを容易にする。
 ○上記の促通刺激によって、肩と肘の運動を伝える神経回路(脳内の損傷を受けた周囲から脊髄まで)の興奮状態が高まり、運動を反復することができるため、効率的な神経路の強化によって麻痺の回復が促進されることが期待される。


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株式会社 安川電機


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