25日、ハローデイグループの（株）ボンラパスは、薬院六ツ角店をオープンさせた。ボンラパスでは５店舗目となる。
　当日、周辺に新規オープンの折込チラシなどを配布しなかったにもかかわらず、オープンの午前９時前より、オープンを待ちわびる客が集まり、店内は混雑していた。
　
　店内は、周辺が20～30代の１～２人世帯、また高所得者層が多いという商圏特徴を踏まえ、個食や、調理の手間が省ける半調理商品などが取り揃えられていた。また、オフィスも多いことから、手軽に購入できる弁当、総菜なども充実していた。

　ボンラパスは、2011年８月に、別の場所にあった薬院店を閉店させており、薬院では約２年ぶりの再開となる。
　以前、薬院店があったときからのファンだと話す女性は、「こだわった商品が並んでいたために、店舗が閉まるときは悲しかった。新たに出来ると聞いて楽しみにしていた」などと話し、また、薬院在住の男性は、「ボンラパスは、我が家で購入したいと思う商品が豊富。再開することが嬉しい」などと話すなど、薬院は旧店舗からの固定ファンが多い地域だ。

　加治敬通社長は、「ハローデイ、ボンラパスも含め、今までで一番、出店を待ち望まれた店ではないでしょうか。チラシも打たず、これだけのお客様に来ていただき、うれしく思っています」などとコメントし、手応えを掴んだ様子だった。

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