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脱原発・新エネルギー

吉岡九州大副学長、田中グリーンコープ代表理事らよびかけ~11月10日、さよなら原発!九州沖縄集会
脱原発・新エネルギー
2013年10月30日 14:31

 九州大学の吉岡斉・副学長やグリーンコープ共同体の田中裕子代表理事が10月29日、福岡県庁で記者会見し、11月10日に福岡市で脱原発、再稼働反対を訴える大規模な集会を開くことを明らかにした。集会の名称は「さよなら原発!九州沖縄集会」。会場は舞鶴公園で、九州沖縄から3万人の参加をめざしている。2011年11月に同会場で約1万6,000人が集まった集会に続く2回目。主催者は、原発ゼロを掲げて、原発再稼働反対を強くアピールしたいとしている。

 吉岡氏は、「脱原発をしなければいけない。ひとたび事故が起きれば、被害は計り知れないような危険な技術は卒業しなければいけない。条件が整えば再稼働してもいい。しかし、条件が整っていないので、今の段階では再稼働は駄目であって、将来的にも駄目であろう」と述べ、事故原因が解明されていないことや現実的な防災計画が立てられていないことなど5つの理由を挙げて、「5つが解消されない限り再稼働はあり得ない」との姿勢を示した。吉岡氏は、元政府事故調委員であり、脱原発社会実現のための政策提案をめざして設立された原子力市民委員会の座長代理を務めている。

sayonara_g_1029.jpg 田中氏は、「グリーンコープは設立当初から、チェルノブイリ原発事故を受けて、『原発と共存できない』と脱原発の活動を続けてきた。組合員は主に子を持つ母親であり、子どもらに安心な未来を手渡したい」と表明。グリーンコープ共同体は、九州、中国、関西の14の生協で構成、組合員数は約40万世帯。「3・11の福島第一原発事故は市民にとって衝撃だった。グリーンコープ全体で、脱原発をめざしていくために、市民電力に取り組み、今年9月から稼働している。原発ゼロをめざして、この集会に1人でも多くの人が参加してほしい」と語った。

 集会では、福島原発事故のため避難・移住している人たちが交流・情報交換する「被災者交流ひろば」を設ける。子ども被災者支援法・福岡フォーラム、おいで福岡プロジェクト、ママは原発いりません・福岡、九州LOVERSが物販コーナー出店を予定。弁護士による法律相談も行なう。
 集会のオープニングライブには、沖縄のカクマクシャカが出演。「3・11行動する会」の広瀬隆氏らの挨拶も予定されている。

 同集会の代表呼びかけ人には、石村善治福岡大学名誉教授、浦田弘二福智町長、小説家の片山恭一氏、菊谷宗徳エフコープ生協理事長、湯布院の中谷健太郎氏(地域生活圏研究所代表)、石丸初美「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」代表、長谷川照佐賀大学元学長、藤原宏志宮崎大元学長、伊波洋一元宜野湾市長ら九州沖縄8県の25氏が名を連ねる。集会には、25氏全員が出席する予定。

【山本 弘之】

▼関連リンク
・「再稼働はあり得ない」~吉岡斉・九州大副学長の発言(要旨)


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