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九州・山口・広島の地銀22行の13/9月期(中間)決算を検証(4)
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2013年11月26日 10:52

1.預金残高について
 預金残高第10位まで先述したが、以下後順位行について述べてみたい。

◆2兆円未満~1兆円以上の銀行
第12位  佐賀銀行 1兆9,534億円
第13位  熊本銀行 1兆2,883億円

・佐賀銀行は前期末比マイナスでやや足踏み状態が続いているが、2014年3月末には何とか大台の2兆円達成を目指すことになる。
・同じ1兆円台であっても佐賀銀行と熊本銀行との差は7,000億円弱あり、順位の逆転は当面起きる可能性は少ない。佐賀銀行が2兆円銀行の仲間入りをすれば、1兆円台の銀行はふくおかFG傘下の熊本銀行の1行だけとなる。単独で生き残れる目安とされる1兆円銀行はいなくなり、それより下位の銀行が予想される金融再編のターゲットとされることになりそうだ。

◆1兆円未満~5,000億円以上の銀行
第14位  西京銀行     9,888億円  (第二地銀)
第15位  北九州銀行    7,765億円  (第一地銀)
第16位  南日本銀行    6,690億円  (第二地銀)
第17位  筑邦銀行     6,218億円  (第一地銀)
第18位  宮崎太陽銀行  5,592億円  (第二地銀)
第19位  豊和銀行     5,091億円  (第二地銀)

・第14位の西京銀行(周南市)は、競合する山口銀行が北九州銀行への人材投入の間隙をついて善戦している。店舗の移転・改築にも積極的に行っており、2~3年のうちに1兆円銀行の仲間入り果たしそうな勢いがある。
ただ、山口県の人口は142万(13年10月末現在)と毎年数万人単位で減少している。人口の減少にともなう経済活動の縮小により単独で生き残れるのか、それとも他県の金融機関と連携し手生き残りを模索するのか、今まさに正念場に来ていると言えのかもしれない。
・第15位の北九州銀行は山口銀行から分離独立したYMFG傘下の第一地銀であり、第17位の筑邦銀行も第一地銀に属する。ここで第一地銀64行のうち預金残高が1兆円以下(6行)の銀行は下記の通りとなっている。

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・第一地銀のトップは横浜銀行で預金残高(13/9月期)は11兆2,695億円で都銀並みのボリームである。以下第2位が9兆円台の千葉銀行、第3位が福岡銀行、第4位静岡銀行、第5位常陽銀行と続く。
同じ第1地銀であっても都市部と地方との格差が如何にあるかが読み取れる。表のように1兆以下の地方銀行は、いずれ全国的な金融再編の波に飲み込まれていくことになりそうだ。

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(つづく)
【北山 譲】

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