11日、中洲の中心地に所在する複合商業施設ビル「ゲイツ」を、ガソリンスタンド経営の福岡スタンダード石油(株)(本社:福岡県久留米市)が外資系投資銀行から購入する方針であることが分かった。購入額は百数十億円におよぶと見られる。
同ビルは、1999年7月に閉店した福岡玉屋跡に、2006年3月開業。中洲の活性化に寄与すると期待されていたが、一部のテナントのみ営業を開始するなど、開店当初はテナント誘致に苦戦していた。その後、09年2月にはTSUTAYA、11年10月にはドン・キホーテがオープンするなどして、集客力を高めている。
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