Net-IB九州企業特報 企業情報、倒産情報
 

 [PR]
 

「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (6)

[直撃インタビュー]

 ―不況でCMが減り、テレビ業界が急速に冷え込んでいます。この状況をどのように見ますか。

 堀江 昨年度の決算の時点でスポットCM収入が減って、それが足を引っぱってテレビ局が赤字経営になっているわけですよね。スポットCMは費用対効果が無い、というのは10年前から分かりきっていました。我々も何回か出していましたから。効果が薄いというより無いに近い。
20090202_horie.jpg
 それの化けの皮がはがれてきてマージンを落とし、それにサブプライム問題が追い打ちをかけて、次の決算時には番組提供広告が激減するでしょうから、大赤字になっちゃいますよね。もともと割高だったものですから。その売上がどこにいくかというと、半分くらいはネットにいくでしょう。

 とくにナショナルスポンサー的なところは、テレビでやること自体を考えないのではないでしょうか。経済成長が止まっているわけですから、パイを広げるよりは、今のパイを安定して守る方にシフトしていくでしょう。

 たとえば、キットカットというお菓子はネットに10億円使っているらしいですよ。テレビは一切やっていない。やめちゃったんですよね。キットカットという名前自体はターゲット層にほぼ100%知られているわけですから、あえてブランドの告知をやる必要はない。いかに知っている層に安定的に食べてもらうが大事なんですよね。そういうところにお金をかけて、たとえばQRコードで着メロがもらえるなどのサービスを使えば、効果をトラッキングしやすいし、すぐに効果が分かります。それはテレビでは絶対できないですよね。

 僕はビジネスモデルが変わってきているんじゃないかと思っています。ただ、地デジのクオリティは非常に高いから、あれを利用しない手はないんですけど、利用の仕方がやっぱり良くないという気がすごくします。

 今やマスというのは存在しない。何で存在しないのかというと、情報リッチになったからです。つまり、情報の流通コストが激減したわけです。だから誰でもタダに近いコストで十分な情報を得られるようになりました。それは素晴らしいことなんですが、そうなったがゆえに、嗜好の細分化が顕在化したのです。

【大根田康介】

堀江貴文氏のブログ→六本木で働いていた元社長のアメブロ

【関連記事】
関連する記事(10件)
平松庚三氏が語る「ライブドア再建の軌跡」(1)(2009年02月09日08時39分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (10終)(2009年02月06日08時43分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (9)(2009年02月05日09時30分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (8)(2009年02月04日09時48分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (7)(2009年02月03日09時08分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (5)(2009年01月30日08時39分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (4)(2009年01月29日08時52分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (3)(2009年01月28日08時55分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (2)(2009年01月27日08時54分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (1)(2009年01月26日08時51分)

【同カテゴリ記事】

【記事検索】

 

【PR】