Net-IB九州企業特報 企業情報、倒産情報
 

 [PR]
 

「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (8)

[直撃インタビュー]

堀江貴文氏単独インタビュー 「ホリエモン 吼える!」(8) ―情報の価格が下がっていますが、今後ネットの世界はどのようになっていくと思いますか。

堀江 物理的にはメモリや回線などに、テクノロジーの進化によってブレイクスルーが起こりました。ひとつは光ファイバーのWDM(光波長多重)化があります。それによって情報の流通コストが何百分の一、何千分の一になりました。WDM化によって回線の使用効率が大幅に向上したのは、画期的な発明だと思います。もうひとつは既存の銅線を使って通信ができるようになったことと、無線技術の進化です。ここ10年、そうしたインフラの整備がありました。

 こうして情報の流通コストが下がりましたし、これからもどんどん下がる。そのため、タダに近くなるのも当然の話です。まさにそれは、グーテンベルグの活版印刷がヨーロッパに普及し、それまで聖書なんか見たこともなかった庶民が低廉な価格で読めるようになり、聖書の知識が広まったぐらいの革命ですよね。いやむしろ、光ファイバーのWDM化はそれとも比べようがないくらいの革命ですよ。

 技術的な付加価値の値段が下がっているのもインターネットの特徴です。僕がブログにすごく注目したのはまさにそこにあるんですよね。ブログっていうのは、技術をコモディティー化する一番大きな流れです。

 僕らがインターネットビジネスをやっていたころは、ウェブサイトを作ること自体がビジネスになっていたわけですから。それもかなりの高付加価値で。それがブログではタダで作れるということに他なりません。コンテンツマネジメントシステム(CMS)で、誰もが特別な知識や技術がなくてもサイトを作れるようになりました。

 これってすごく革命的だと思ったし、そういう時代が来ると思ったからネットビジネスをしていました。ブログの出現によってウェブサイトを作ることはビジネスではなくなったと思います。

 そうなるとどうなるか。ネットビジネスのインフラを提供する企業は残るでしょうが、それも数社に収斂されていきます。業界が成長すれば寡占化が進んでいきますから。もっと小さいビジネスをしている人が花咲いてくる時代になるでしょう。たとえば、グーグルアドセンスやオーバーチュアを使った広告ビジネスとか、アマゾンを使ったサイトが収益を上げるようになってくるんではないでしょうか。

【大根田康介】

堀江貴文氏のブログ→六本木で働いていた元社長のアメブロ

【関連記事】
関連する記事(10件)
平松庚三氏が語る「ライブドア再建の軌跡」(1)(2009年02月09日08時39分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (10終)(2009年02月06日08時43分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (9)(2009年02月05日09時30分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (7)(2009年02月03日09時08分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (6)(2009年02月02日08時57分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (5)(2009年01月30日08時39分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (4)(2009年01月29日08時52分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (3)(2009年01月28日08時55分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (2)(2009年01月27日08時54分)
「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (1)(2009年01月26日08時51分)

【同カテゴリ記事】

【記事検索】

 

【PR】